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アンティと呼ばれて30年@シンガポール

1年以上
おせち、正直好き?ブログネタ:おせち、正直好き? 参加中

明けましておめでとうございます。

ここ一週間、日本から届くメールやFBを見てますと、重箱に入れるおせちの準備、ポチ袋のデザイン、初詣に着る着物やヘアアクセ、お雑煮の作り方、新しいタイプのしめ飾り、大掃除の仕方、などなどお正月を迎える準備に忙しい様子や華やかなお飾りの画像や映像が満載でいや~羨ましい限り。

日本の行事って服装やインテリア、お酒や食事にも決まりごとがあって、(準備は面倒だけど<< すっかり外国人化) 季節を感じられ、風土や文化を慈しめるいい機会ですよね~(^-^)。

日本のお正月の楽しみといえば、お節とお雑煮。

本日、元旦という日を日本で過ごしているシンガポールの友人数家族からは、早朝から、ホテルの豪華なお節料理の写真が何枚もメールで送られてきました。
で、彼らから次々に送られてくる写真と共に届く「これ何?」「なんでこんなの食べるの?」のメッセージ。

私は元旦からスカイプとメールで質問攻めなわけです。いい加減「黙って食えよ。」と言いたいのを抑えて、、
さっきから、数の子とか黒豆などをお正月に食べる意味をセッセとお返事しています。

でもって、豪華なお節を頬張っている彼らが羨ましいかといえば、、
答えはNOだな~。(´・_・`)

とうの昔に舌が現地化しちまってる私。
高温多湿の南国に長年住んでると、衛生上、その場で調理したものを食べるというのが習慣化し、作り置きの食事が苦手になっちゃってる。味も濃い口だしね。
正直、お節もお雑煮も結婚以来口にしてないの(;^_^A
毎年、写真だけ見て、お正月ムード満喫って感じです。

ですが、最近、人気急上昇の日本食。なんとシンガポールには、お節を食べに日本でお正月を過ごすツアーなどもあるようで、、、

先に述べた友人達は高野山巡礼の旅とお節懐石を盛り込んだツアーに絶賛参加中。
でも、お料理自体の意味が分からないので、スカイプで朝から私に質問攻め(-_-) 
私はお節は食べないけれど、お節自体の知識は持っているので、日本文化紹介の一環として、朝から奮闘しておりますです。

さて、シンガポールのお正月はといいますと、どちらかというと欧米型です。

元旦を祝う・・というよりは、大晦日のカウントダウンを自分の仲間内で祝うのが主流。

NYのタイムズスクエアのカウントダウンは世界的にも有名ですが、
シンガポールも国内外のセレブレティを招いて7時間ノンストップの大パーティーが催されるのが常です。

昨日はアダム・ランバートがメインのコンサートでしたが、予想外に大荒れの天気だったシンガポールの大晦日。ちょっと、残念でしたね。

私は例年のごとく、30年来の友人数カップルと共に年越しディナーとカウントダウン。

毎年、持ち回りのポットラックパーティで、今年は、ユーレジアン(シンガポールの少数民族)の友人宅で大人8人、大型犬二匹、小型犬3匹が参加( ̄▽ ̄)
我々の子供たちは、それぞれの友人宅で、これも別個でカウントダウン。

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ダックサラダ(フランスのサラダらしい)や

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プールドポーク(イギリス料理らしい)

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何か落ちてくるのを待つ大型犬二匹

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クリスマスの余韻が残る食卓


最終的に「強制的に各自持ち寄り」のヴーヴクリコのロゼ4本➕スコッチ一本が全て空いて、ただの呑んだくれのカウントダウンとなりました。

毎年恒例です(。-_-。)

さて、シンガポールのお正月の本番は5週間後。
よって、シンガポールの年はまだ明けておりません。
いよいよ、本腰入れて旧正月の準備に取り掛かりましょうか?

2016年がいい年になりますように!





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年末になって、顔写真をFBでシンガポール島内にばらまかれた不運な人がいます。

屋台からカトラリーを持っていくのを止められた
女の子の父親、屋台を脅す』


ことの次第はといいますと・・

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このFBアカウントの持ち主、Andrea Gail PoonさんのFBから:

この週末、両親が経営している屋台を手伝っていた。

その日の夜7:30頃、一組の家族がうちの屋台の近くに座った。
その家族の小学生くらいの女の子が、うちの屋台から家族で使うスプーンやフォークを持って行こうとした。

が・・その家族は、うちの屋台から食べ物など何も購入しておらず、また、その女の子は、屋台に断りもなくカトラリーを持って行こうとしたため・・・、
私の母が、その小さな女の子がカトラリーを持っていくのを止めた。

結果、その小さな女の子は泣き出した。

そうすると、その女の子のパパが、泣いている女の子に向かって:
『大丈夫だよ。パパが、あの屋台をやっつけてやる。NEA(国家環境局:衛生管理をする機関)にゴキブリがいるって連絡してやる。』といいながら慰めた。

その場にいた私の父(屋台の御主人)はそれを聞いて真っ青になった。『うちには虫なんて一匹もいないよっ!』と、その父親に向かって怒鳴った。

少女のパパは、私の両親と彼らの屋台の写真を撮り『絶対に訴えてやる。』と脅した。

私の父親も、それに答えて、私に向かって、”顛末の証拠として”彼ら家族の写真を撮るように指示した。

そうすると、その少女のパパは私の父親に向かって:
『私はあなたがたと違って、屋台などの自営業を営んでいるわけでわないので、痛くもかゆくもない。』と言い放った。

それを耳にした私は。自分の両親が脅された挙句、見下されたように感じ・・
自分のFBアカウントに、出来事の顛末を説明し、脅迫した男の顔写真を公開する事にした。

(内容を、事実部分だけ簡略して、紹介しています)

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The Independant の記事 >>> 新聞記事にリンク

FBの原文はこちら⬇️

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Andreaさんのこの記事は昨日半日で一万回シェアされ、今朝の時点では3万5,000回シェアされている。

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まあ、屋台のご主人の息子さんが一方的に書いているFBなので100%公平ではないが・・状況は手に取るようにわかる。

多分、この小学生くらいの女の子が”食べ物を購入していない屋台”から、断りもなくカトラリーを持って行こうとしたのは、親が社会的常識を子供にしっかり教えてない・・って事で・・
だから、子供が叱られた時に、逆ギレせずに『躾なってなくて、すみませ~ん。』とか言って、なにか買うか、カトラリー戻して、子供に諭せば、事は済んだはずなんだよね・・。

反対に、屋台(ホーカー)って、結構,口調や動作の荒い人が多いから、Andreaさんのお母さんが注意した口調にびっくりして、女の子は怯えて泣いちゃったんじゃないかとも思う。それを見たパパが『うちの子供を怖がらせるんじゃねえ』・・と獅子の如く吠えた・・っと・・。

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でも、AndreaさんのFB読んでみれば、雰囲気伝わると思うけど、この一連の流れ・・、
もうシンガポールのコンプレックスを凝縮してますねえ。

激甘な親のために、躾の土台が崩壊している子供(厳しく育てられる子供もいますよ。念のため)
学歴に対して強いコンプレックスを持つ国民性
嘘つきは泥棒の始まり・・より・・嘘は方便・・のサバイバル精神
格差が広がりつつある階級社会にはびこる偏見と差別

などなど・・。

まあ、子供が泣いちゃうほどの勢いで叱っちゃった屋台(ホーカー)のおばさんも罪があるとは思いますが・・、

この女の子のパパさん、誰がどう見ても、あんたの躾の方向性は間違ってるよ。
子供の前で、関係機関への嘘偽りの申告は止めようよ。あなたの嘘の申告のお陰で、その屋台が営業停止処分を受ける事だってあるのだから・・。子供を叱った屋台のおばさんに子供が怯えるほど脅された。。という申告なら誰も何も言わないと思うけどね・・、

そもそも、入ってもなかったゴキブリをダシに使っちゃあね・・。昔,観た日本映画の『マルサの女』の中の、その方面の方々の恐喝の方法と全く同じだよ。
エリートさんはやってはいけません。子供さんも真似しちゃイケマセン。

この女の子の将来に一抹の不安を感じるアンティでした。






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シンガポールは比較的に安全で平和と言われてますが、
世界中どこを探しても100%安全で平和っていう国はありません。

シンガポールもそうで、表沙汰は平穏無事でも事件は毎日結構起こってます。

シンガポールで起こる多くの事件の特徴は、閉じられたドアの後ろ側で起こるケースが多いのです。

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シンガポール人を表す性格として”ケーポー=busy body=知りたがり屋”というのは、
シンガポールに住む外国人の間ではよく知られてますが、シンガポール人というのは、会社内や住居エリア、ジムや教会・学校などなど自分の関わっているエリアの出来事に関して、本当に沢山の情報を把握しています。

ただ、シンガポーリアンの最大の特徴として、ケーポーの能力を生かして獲得した情報を自分のテリトリーで拡散して共有することは多々あっても、その情報にネガティブな要素がある場合は、情報としてだけ把握しておき、自分から介入とか助けるという行動はほとんど起こしません。
(注):情報のみ把握・共有しておくという行動は、もし、そこから自分に火の粉が降りかかった場合のため情報収集だけしておくという知恵からです。

今年もいくつかそういった陰湿な事件が表沙汰になりましたが、そういった事件が起こるたびに、TVニュースクルーが街行く人に街頭インタビューを行うのですが:

『会社や学校やアパートで、あなたの隣人がDVなどのトラブルに巻き込まれているに気付いたら、どうしますか?』

という質問に関して、
ほぼ100%の人が『何もアクションは起こさない・・けど、観察はする・・。でも、当局には連絡しない・・。』という、なんとも歯切れの悪い答えがほとんどです。

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で、クリスマスの一週間前に、シンガポールらしい事件が島内を駆け巡りました。

『飢餓状態のメイド、発見された時の体重は29kg』
>>> ニュースにリンク

オーチャード・エリアのコンドミニアムに住むシンガポーリアン・カップルに雇われていたフィリッピンのメイドさん、過去1年半、毎日の食事はインスタントラーメン二袋のみ
(カップルによると、それ以外に菓子パンを与えていた・・って言うんだけどね)、
その他もろもろの劣悪な雇用状況に耐え切れず、隙を見て逃げ出し、エージェントに助けを求めたところ、発見された時点でのメイドさんの体重は29キロしかなかった・・って事件です。

この事件、まだまだ詳細がありまして・・
シンガポール人の雇用主の奥さんが強迫性障害(OCD)の潔癖性で、
家の中の台所やバスルームを一切使わせなかった。
そのため、家族全員、
食事は外食、
シャワーはコンド内のスウィミングプールのシャワーを使用。

前のメイドさんが逃亡したため、この被害者のメイドさんは鍵のかかったコンド内に監禁され、外出は家族と一緒のみ。
食事は、台所を使用しなくてすむようインスタントラーメン(つまりカップ麺よね~)二つ、時々菓子パン。台所で料理をしようものなら、使用した鍋などを10時間以上洗わなくてはならなかった。

シャワーは、週に一回か二回。
コンド・スウィミングプール内のシャワールームに連れて行かれ、奥様監視のもと、
シャワー時間を制限された挙句、温水は使用禁止、冷水のみ。

労働時間の目くらましのため、洗濯などは夜中過ぎてから・・などなど。

こんな監禁生活に一年半耐え、隙を見て逃げ出した時の、このメイドさんの体重は29キロだった・・という事件で、今、裁判が始まってます。

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残念ながら、シンガポールには、この手の事件が山のようにあります。
昔は、家族の外出時に、メイドさんに首輪をつけてバスルームに鎖で繋いでいた・・という話もよくありました。

労働時間をごまかすために、夜中に労働させるのは、うちの近所でもけっこう普通にあります。(ちなみに我が家の上階の洗濯は朝4:30からで、物音で目が醒めるので苦情を言ったら、ベッドルーム移れば?と反対に言われるのが常です・・)。

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民族に関係なく、日本と比べて、面子が全て、表面が大事なシンガポーリアン、
席譲ったりとか・・公の場では親切な印象のあるシンガポール人ですが・・、
ドアの後ろじゃ、好き勝手にやる人が多いのも事実。

実際、隣人や同僚や同級生も、知ってても関わり合いは避けたい人が多いため、表沙汰になりにくいのです。(でも、これは世界共通かな?)

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どんなに世間的地位が高くても、高給取りでも、仕事ができても、コミュニティーでボランティアしてても、世間で尊敬されてても・・、
その人が何を考えているか、ドアの後ろでは何をしてるか・・なんて、
(こんなことを感じていること自体、残念なことですが)実際にはわかりません。

ただ、友人から、今朝、届いた年末の挨拶に添えてあった一言が、
その人物の本質を見破れるかも?
っと思ったのでシェアしますね。

好意を持った者同士が
お互いに優しくするのは当たり前。

しかし、その人が客になった時、
電話のオペレーターや、店員さん、
ウェイターさんやタクシーの運転手さんなどに、
(特にトラブった時などに)
どういう態度をとっているかを
よく見ましょう。

あなた以外の人への態度、
特にサービス業界の人たちに投げかける言葉は、
いずれ、あなたへの態度や言葉になりますよ。』


・・・思い当たる人がいます・・(^_^;)(笑)。
こういう人って、言い訳が多くて、いつも自分が被害者のような・・。

本能で、関わり合いは避けてます・・・(・_・;)

ま、ご参考まで。
おばちゃんからのお歳暮です。
メリークリスマス:*:・( ̄∀ ̄)・:*:






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本日は、シンガポールらしい話を耳にしたので、それをご紹介・・。

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マダムPはインド系シンガポーリアン。近所のジムで知り合った。

数年前に仕事を辞めて急に体重が増えてしまい、減量と免疫力をつけるためにジム通いをしている。以前、スピーチトレーナーをしていたという。さすが話し方の先生だけあって、非常にイメージしやすい話をする人だ。

その話し方の先生が、ある日、何言ってるのか分からなくなるほど取り乱してジムにやってきた。皆で彼女を宥めすかして、やっと聞き出せた話が、、非常に、、らしかった。

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彼女はシンガポール郊外のHDB(公団)に住んで20年になる。
数年前、上階に中華系シンガポール人の家族が引っ越してきた。
不幸にも、この家族がトラブルメーカーだった。

上階から物を捨てる、彼女のベッドルーム脇の階段踊り場でタバコを吸うのでエアコンを通してタバコの煙が入る、子供が時々階段でおしっこして彼女のベッドルームに匂いが入ってくる、日夜関係なく長時間の楽器演奏やDIY、重たい物を頻繁に床に落とし、子供大人関係なく飛び回る・・などなど・・(本当はこれ以上ある)。
聞けば聞くほど気の毒になる・・。

で、我慢の限界に達した彼女とご主人は、数年前、上階の家族を招待し、家の構造とレイアウトを説明し、状況の改善をお願いした。上階家族は笑顔で快諾してくれた・・はずだった・・が、状況は決して改善されなかった。
その後、二度ほど、また招待してお願いしてみたが、最期には上階家族のご主人から『そんなに我が家がうるさくて住みづらいなら引越しを検討してみたら?』と逆ギレされる始末・・。

それからというもの、彼女は耐えに耐えた。
上階で子供が23時過ぎにピアノを叩けば注意しに行き、6歳の子供から『バングラデッシュからの出稼ぎ人がどっかでピアノ弾いてるの・・』と嘯かれたり、
一週間に数度行われるDIYや子供の夜の運動会の度に夜中飛び起きたり・・
彼女は極度の睡眠不足と疲労から”うつ病”になり仕事を辞めた・・。

仕事を辞めてから、状況はますます悪くなった。
一日中、家にいるため、上階から落ちてくるゴミや、匂いや、騒音と四六時中向き合わなければならなくなった。それでストレスから過食症となり体重が増え、医者からダイエットと減量を命令されてジムに入会したのだった。

日頃の彼女から想像もできないくらい過酷なHDBライフ状況に、皆、何も言えないでいた。

ここまでは、
(ここまで酷くないにしても)世界各地で(日本でも)似たような話はよくある。
私も、これくらいじゃ驚かない。

だが、この話、ここからがとーってもシンガポールらしい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

さて本題です。

ここまで耐えに耐えたマダムP、ある朝、バルコニーに出てみると絶句した。
そこには乳児の使用済みのおしめが落ちていた。
これにはマダムも怒り心頭。
写真を撮り、HDBにここ数年の騒音と話し合いの経緯を説明し助けを求めるメールを送った。

ここでHDB、非常に『らしい』アクションをとる。

翌日、HDBは職員を上階に派遣し、上階住人に写真を見せ、これはお宅から落ちたおしめですか?と聞いたのだ(笑)。
上階住人はバカじゃないので、もちろん『NO』と答えた。
で、HDBはマダムPに『調べてみましたが上階の方のおしめではありませんでした』と丁寧に返答してきた。

もう落語の世界である・・(大爆笑)。

HDBじゃ埒があかないと判断したマダムP(当然だ)、
今度は議員さんに直訴することにした。

シンガポールは、日本よりも全然簡単に議員さんに直訴できる。
老いも若きも、なにか生活に不便があれば議員さんに直接現状を訴えることができる。

マダムPもHDBから返事が来た日、そのコピーを持って議員さんに会いに行った。

議員さんは親身に話を聞いてくれた。
彼はHDBの上階からゴミが落ちてくる点に着目し、これは法律に違反すると判断した。
(シンガポールでは、窓からのポイ捨ては違反です)

で、議員さんの名前で警察に捜査と彼女の家周辺のパトロールを嘆願すると約束してくれた。マダムPは、この時点でやっと肩の力が抜けた。議員さんに相談して良かったと思った。

翌日、マダムPは上階の様子が変化したのに気がついた。
いつもと違って異様に静かなのだ。普段なら、早朝から子供が飛んだり跳ねたり、ピアノ叩いたり、椅子引きずったり・・騒音とともに朝が明けるのが・・なんの音も聞こえない。確かに人はいるのだが、騒音が聞こえない。

警察が介入するには、まだ早すぎる。議員さんに直訴したのが前夜10時、翌日早朝までの数時間に警察が動いたとは考えにくい。

『なんだか変だ』と思いながらも、久しぶりに静かな朝を迎えたマダムPは朝のコーヒーを楽しみ、掃除を開始するために家のドアを開けてドアストッパーをした。

掃除機をかけていると強いタバコの匂いがした。不審に思って掃除機のスイッチを切り、表を見るとガラの悪そうな中年の中国系オッサン2人がタバコを吸いながら彼女の家の中をニヤニヤ笑いながら見ていた。

HDBなのでドアは開けていてもゲートがあるので安全は確保しているが、知らない男二人がタバコを吸いながら覗いているなんてシンガポールじゃ普通ない。

マダムPはビックリして固まってしまったらしい。

男二人は中国語の方言で何か言ってニヤニヤしながら立ち去ったが、震えが収まらなかったマダムP。表のドアを閉めるまで、相当の時間がかかったようだ。(後に。この二人は上階のご主人の雇い人と判明)。

ドアを閉めて、ちょっと考えたマダムP。近所の警察署に電話をかけてみた。

昨日の議員さんとの話し合いの件を問い合わせたところ、思った通り、まだ議員さんから依頼書は届いてなかった。

だが、思いもよらなかった事実が判明した。電話を取った人が『先ほどの件は了承してますので心配なさらないでください』とマダムPに言った。心配も何も、マダムPは今日初めて警察に電話したのに・・・先ほどの件?・・って何?

で、聞いてみると、誰かがマダムPの名前とID番号で警察に連絡してきて、昨日、議員さんにお願いした件は解決したので取り消してください。。と連絡があったらしい。

それを聞いたマダムP。『それ、私じゃない。私が警察に電話したのは、これが今日初めてです』・・・。

これを聞いた我々、ピンときた。
情報が漏れてる・・

議員さんに直訴は通常、自分が住む地域のResident’s Community (略してRCという)に出向いて行う。そこは、その地域で選出された議員さんの政党のボランティアによって運営されている。

多分、RCボランティアの一人が、マダムP宅上階の親戚か友人関係にある人だったのだろう。自分の家族・友達に災難が起きる前に火を消した・・っていうのが実情だと思う。

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ローカルのTVドラマとか見るとわかると思うが、シンガポールには、私情で善悪を判断する人もいる。直情型でシンプルマインドな”いい人”にこのタイプは多い。すごくいい人達なのだが、時々、公私混同に走ってしまうのも、このタイプだ。

例えば、ジムで私が50代半ばって話をした時、ジム仲間の一人が『私より年取ってるなんて本当?あんた嘘ついてるんじゃない?あんたの名前は?ジムの名簿で実年齢確かめてやる』と言って、いきなりジムのカウンターに入り込み、個人情報満載であるジムの名簿をバサバサめくり始めた人がいた。
これなんか立派に他人のプライバシー侵害行為だ・・・(^_^;)
でも、こういったことは、結構ある・・。
(これをシンガポールでは国民キャラ:”ケーポー”で済ますから、ややこしくなる(ノ_・。)

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マダムPの名前を語って警察に連絡した人も直情型で、人情に厚い・・
というより『愛は盲目』みたいな感じかな?

この案件を見た途端『私の知り合いが、そんなことするわけない!』的な盲目的な判断で、上階トラブルメーカーの家族(自分の知り合い)に注意勧告したんじゃないかと思う。

RCでの話し合いの決定事項を対象家族に漏らすのも、嘆願者の名前とID番号を対象家族に漏らすのも、法に違反する=犯罪行為とは、ツユほども疑わず・・、

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ま、そんなこんなでマダムPは、この時点ではパニクっていたのであるが、皆の勧めでRCに事の次第を連絡した。

後に、マダムPを語った人が見つかったそうだが、
その人は『上階トラブルメーカーの奥様とママ友で、彼女とその家族は素晴らしい家族で絶対迷惑をかける人じゃないので、議員さんの依頼が警察に行く前に無効にした』と言っているらしい。
この人によると、マダムPが神経過敏だと述べたらしい。

ま、家族や友人を庇うのは人情ですが、、個人情報を他人にリークするのは罪・・という意識に欠けてるよね?

こういった思い込み激しい公私混同も時々垣間見ることができます、シンガポールのHDBライフ(笑)。飽きませんです。

ですが、公私混同も、ここまでいくと犯罪となります。
ここのとこ、間違えないようにしないとね・・(;^_^A

今回の教訓:
自分の思い込みに”酔っ払わないように!”
判断間違えそうになった時には、この曲(↓)を思いだそーっと!




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クリスマスが近づいてきました。

シンガポールには多くのクリスチャンがいます。
彼らにとってのクリスマスは数ある行事の中でも大変重要で最も宗教色が濃く、家族総出でお祝いする祭日です。

が・・多民族国家のシンガポール、その他大勢もイベントとしてのクリスマスを楽しみます。そして大忙しです。

我々夫婦も今年のクリスマスは家族ディナーの招待を数カ所受けていて、イブとクリスマスは数家族をはしごする予定。 

シンガポールのクリスマスは、
(各家族の民族・宗教によって相当の違いはありますが・・)
日本のお正月の雰囲気と少し似通っているかもしれません。

というのも、クリスマスから1月1日までの期間、
家族や友人にご挨拶+食卓を囲むことが多いからです。
(まあ、この時期の挨拶を”Seasonal Greetings”とも言うしな~)

特に、クリスマス時期は、学校と各政府機関は休み。
海外(主に欧米・オセアニア)も、この期間はお休みになるので、海外に滞在している家族や友人たちも、まとまった休みが取りやすく一斉に里帰りしてきます。

私にとってこの時期は『友、遠方より来たる!』の時期なのです。

クリスマス前後は、家族・夫の親戚・近しい友人の家族と家で食事(クリスチャンの場合)・・というパターンですが・・・、
26日から年末にかけては日頃会えない人に会うパターン。

懐かしい昔の同僚や、大学時代の友達、夫の仕事関係者・・などなど・・
日頃忙しくてなかなか会えない人たちと朝から晩まで飲み明かして友好を深めます。

この時期を”Feast Season"と称しますが、
シンガポールの場合、この”Feast Season"(欧米とは異なり)なんと中国正月まで絶え間無く続きます。

それに合わせて、街中のクリスマスのイルミネーションとクリスマスソングが、中国正月のそれにとって変わるのもこの時期。

シンガポーリアンのテンションもMAXとなり、お買いものに目が血走り、仕事が手につかなくなる時期でもあります。

一度でいいから、騒がしくなくて・・、身も気も引き締まる日本風のお正月をシンガポールで祝いたいと願っているアンティですが、まあ、気候からして無理ですね・・
人と会うのは好きですが・・、
必要以上にテンションが高い人が増えるのが、この時期。
あ~~、うざったい・・。くわばら・くわばら・・。





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アンティと呼ばれて30年@シンガポール

作者:auntie88

アンティと呼ばれて30年@シンガポール

Auntieとはシングリッシュで”おばさん”の意。シンガポールに住み始めて30年。現地化したおばちゃんが綴るディープなシンガポール情報。時々、黒いオバちゃんも登場しますが、更年期と思ってそっとしておいてね。

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