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国際都市シンガポールで暮らすコンサルタントの異文化日記

1年以上
皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方々から励ましのメッセージをいただき感謝しております。

私のこれまでの経験や日常のささやかな発見を皆さまと共有したい思いで、ぽつぽつと書き続けてきたブログですが、このブログをご覧になって当社とのビジネスに繋げて下さった方々や、メディア取材という方法でより多くの方々へメッセージ発信する機会を作って下さった方々に巡り会うことができました。本当にありがとうございました。

2009年は色々な意味で環境の変化への対応を求められる年になると思いますが、悩みに対する戦略を持って立ち向かえば恐れるに足らずと考えております。

環境、状況が変わり続ける時だからこそ、自分の中にある信念をどれだけ貫けるかが問われると思います。外に目を向ける勇気を持ち続け、内面を客観視できる冷静さを保ちながら、難しいこの1年を迎え撃つ気持ちで過ごしてまいりたいと思います。

「相変わらず強気だなぁ~」と笑われそうですが、攻めの気持ちを失ったら戦う前に負けちゃいますからね。

今年も皆さま、どうぞよろしく。
皆さまにとりましても実り多い幸せな1年となりますように!


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1年以上
前回の“人生のリスクヘッジ”では、どうして私が東京オフィスへ出向したのか、というところまで書きました。そこまでを読めばまさしく順風満帆の会社員人生であったわけです。しかし運命とは気まぐれなもので、その先の展開はかなりドラマチックでした。

東京での仕事は厳しいものでした。競合他社を吸収合併した直後でそれぞれの会社の社員が混在する環境でした。私の役割は3つありました。

ひとつは重複する顧客との契約内容を合理的に整理し、それにしたがってオペレーションのフローを構築し直すこと。競合他社を吸収したのですから当然お客様も重複しています。まずはそれぞれの契約内容を整理し、お客様に対しては合併によってお客様側のメリットは増えこそすれデメリットは生じないことをしっかりご説明しました。実際のところは社内の混乱により(ちなみにこの合併は1か月前に突然の発表という形で知らされました。私が上司からそれを聞いたのは発表の前日でした)トラブルが発生しがちな状況だったのですが、合併の混乱を理由に他社に契約を乗り換えられないよう、内心は冷や汗をかきながらも冷静を装い続けました。お客様の会社のビルから出た後、「あ~、あんなに大風呂敷広げちゃったけど本当に大丈夫なのかな・・・ま、大丈夫にさせるのが自分の仕事なんだから!」と気を取り直してオフィスに戻る。その繰り返しでした。

合併後は外部から新しく日本支社長を採用する予定でしたから、その時点では支社長の席は空席。GM代行という肩書で赴任したのが私ですから、自分が第一線に立って動かなければなりません。昼間はお客様を訪問して説明にあけくれ、夜は整理された契約内容にしたがって新たなオペレーションフローを構築するために現場のスタッフと協議を重ねました。

二つ目は社員のリストラ。合併後の会社としての契約内容が更改された時点で契約高やオペレーションコストも明確になってきます。損益分岐を見定めた上で何人のスタッフを解雇しなければならないかを試算します。シンガポール本社ではしっかりした業績査定システムがあったのですが、東京オフィスでは全く機能しておらず、上司との面談でなんとなく次年度の年俸が決まっていたようでした。そうした中で育ってきた社員が人事考査というシステムを正しく理解し、カルチャーの変化にソフトランディングできるよう心を配りました。一人一人時間を取って呼び出し、人事総務・経理部長同席のもとでレビューを行いました。目標設定がそもそも曖昧だったのですから、客観的な業績査定を行うことにはかなりの無理がありましたが、いくつかの客観的ファクターを除いては本人のプロ意識、今の会社の状況を自分なりにどのように捉えているか(そこである程度その人の状況判断力、戦略立案力がわかります)の点に絞って判断しました。同時に次年度の目標設定と今後のキャリアパスについての希望を聞きだすよう心がけました。

最終的に10名程度のスタッフに退職していただくことになりました。「私の後に着任する新しい日本支社長とともに戦える相手であるかどうか」も重要ですから、会社へのロイヤリティがあまりに欠けており、断片的な情報をもとに自分勝手な会社批判をする方はやはり辞めていただくより他ありませんでした。突然本社よりやってきて、こうした決断を下した私を個人的に恨む人も一時的には生まれました。リストラになった部下を持つマネジャーが夜中に抗議の電話をしてきて朝まで話し合ったこともあります。夜中12時過ぎにオフィスから自宅に戻るタクシーの中で思わず涙が出たこともありました。それでも、私が会社の置かれている状況を末端の社員にまできちんと伝え、会社の今後のビジョンをはっきりと描き、その上で一緒に頑張ってほしいというメッセージを発信すると、受け止めてくれたマネジャーの何人かが業務上も精神的にも支えてくれ、ありがたく感じました。記憶に残るのは50代の経理マネジャー。娘のような年齢のGMだったにも関わらず、立場を尊重してよく協力して下さいました。二人きりになると「川村さんも辛いね、でも正しいことをやっていることは私はわかってますよ」と言ってくれました。

三つ目はキャッシュフローの改善でした。合併先の会社はかなりワンマン社長で仕事に情熱はもっている方でしたが、その反面、冷静なビジネスとしての分析はかなり甘く、社長が懇意にしているお客様には損益分析もせずにサービスを提供していたり、売掛金の回収が長期間できていなかったりもしていました。お客様全社に対してのクレジットリスクをはっきりさせ、支払期限の厳守を徹底しました。同時にお支払いただけてない先には自ら出向き交渉しました。とにかく逃げない、汚れ役は自ら買って出向く。それが自分のモットーでした。

赴任直後の月半ばに経理のマネジャーが「川村さん、今月、これだけ足りません」と言ってきてショックだったのを覚えています。それまでは足りなくなれば本社から送ってもらってたそうで、そのやり方に慣れている社員に「プライドを持ってください!」と檄を飛ばしたことがあります。私は自分がGMをやる以上、今後、一度たりともそういうことがあってはならない、そうでなければ東京はいつまでも自立できないと告げました。「本社に対して注文をつけるなら、自分たちの身仕舞いはしっかりやってください。自分たちがとってきた契約は最後まで責任を持ってください。入金が確認できなければその仕事は完結していません。契約金額だけ上積みしてもキャッシュフローが回らなければ会社は潰れます」とことあるごとに言いました。でもその結果、社員全員が会社全体のお金の流れを意識する感覚を持つようになり、コストセンターである総務・経理・人事などの社員もコスト意識をもって仕事をするようになりました。営業ばかりが稼いでくるのではない、自分たちも無駄をなくし、外部業者と交渉するときにはできるだけ有利な条件を引き出すことにより会社に数字上の貢献もできるのだ、という理解が生まれたのでした。全員の協力に支えられキャッシュフローは大幅に改善し、私の東京勤務期間で本社に「お願いコール」をしたことは一度もありませんでした。

8月に赴任し5ヶ月目になったころ、東京の次期支社長が決まったとの連絡がありました。私はもともとシンガポールを離れるつもりはなく、半ば会社に頼まれてやってきたのですからこのニュースは朗報でした。引き継ぎマニュアルを作成し、果てはその方のデスク回りの備品にまで心を配って万全の体制でお迎えできるようにしました。シンガポール本社に出張した際に一度お会いし、東京でも何度か夕食をともにしながらこの半年間の状況を整理してお伝えしました。

人事発表があってから2週間後、私は突如、本社の上司に呼び戻されました。
「早く戻ってきて。私と一緒にグローバリゼーションプロジェクトをやりましょう」
私はその話に浮足立ちましたが、後で冷静になってみると何か不自然な様子がありました。

赴任した時もバタバタでしたから引き上げる時もバタバタであろうことは予想していましたが、月曜日に電話がきていきなり1週間後に戻って来いというのはあまりに不自然でした。新社長をお客様に紹介してから戻りたいと言うと、「それはまた来月に再度東京へ出張してやってくれればいいから」と。なぜ、そんなに急なのかと訊くと「東京からのお客様のベトナム視察に同行してほしい」。たしかにベトナムは担当市場でしたから様子はわかりますが、それは私以外でもできる人はいました。

とにかく訳がわからないだけに直接会って話を聞こうと思い、素直に帰国準備を進め1週間後に本社に戻りました。

シンガポールに戻った2日後にお客様を連れてベトナムのホーチミンシティに1泊2日の出張をしました。そして翌日、シンガポールのオフィスに出勤するとITのマネジャーが私のラップトップPCを預かりに来ました。時は1999年の年末。ミレニアム問題でIT関係者がかなり神経質になっていた時でしたから、何の疑いもなく渡しました。

その日の午後5時過ぎ。周囲のスタッフがそろそろ帰り始めた時、私は取締役の部屋に呼ばれました。広いその部屋には私の上司、人事のマネジャー他、何人かのキーパーソンが並んでいました。取締役は東京での私の仕事ぶりに最大限の賛辞を述べた後、ゆっくりとしかしはっきりとした言葉で言いました。

「東京へ転勤してほしい」そして、そのあとに続く言葉は衝撃的でした。
「現地採用として。君のポジションはもうシンガポールにはない」
数日前に呼び戻され、マンションを解約し引っ越し荷物を送ってしまってからの宣告。何が何だかわかりませんでした。シンガポールの現行給与をそのまま円換算し、今度は住宅手当も駐在手当もないということです。私の業績になにか不満な点があるのかと訊いても「君は素晴らしかった」の繰り返し。先ほど取り上げられたPCの中をチェックされても困るものなど一つもない。いったいなぜ・・・

取締役は目の前に一通のレターを出し、「その条件に合意してくれるのであればここにサインしてほしい。回答期限は今月の15日まで」。私は朦朧としながら「では、それに合意しなかった場合は?そもそもこういう展開になった理由は?」と訊くと、「合意しなかった場合は残念ながら退職してもらう。ただ、会社の組織変更によるものだから退職金は給与の3か月分を出す。東京での業績評価に応じた報酬も出すつもりだ」。

時は金曜日の午後5時過ぎ。私は翌週から2週間休暇を取って旅行する予定でいました。本社での仕事再開に備えて英気を養っておきたかったからです。東京では連続して11週間週末も含めて一日も休んでおらず、有給はいくらでも残っていました。その日はとりあえずそのレターを貰ってサインはせずに帰宅しましたが、悔しくてそしてそれ以上に何が何だかわからなくて、旅行先のペナンに向かう飛行機の中、泣きどおしだったことを覚えています。

ペナン滞在中に回答期限の15日が来ました。このまましがみついて東京に転勤しても先は見えている。ならば自分で幕を引こう。金曜日の夜、知人を通じて弁護士にも相談しましたが、日本で言うところの労働基準法はこの国では存在せず、ホワイトカラーの雇用を保護する法律はないことを知り、絶望的な思いになりました。

自分は会社にとって捨て駒だったのか?新GM着任前に体制を整えるため、リストラも含めて汚れ仕事を一身に請け負うだけの存在だったのか?東京のオペレーション機能強化も果たした今、シンガポールから東京にベースが移るというのはある意味道理のある話。では、なぜ実質給与ダウンになるような雇用条件を提示してきたのか?

そんな思いを巡らせ悔し涙が枯れるころ回答期限が来ました。朝、ホテルの部屋でサインをし、ビジネスセンターからFAXで送りました。36歳と9か月、独身、女性。晴れて(?)異国で失業者となりました。

リストラに至った原因は入社後間もなくして懲戒免職になった東京の新GMによるポリティックスであったことは半年ほどしてわかり、その後、当時の人事マネジャーより戻ってこれないかという打診もいただきましたが、後ろ髪を引かれながらも人生に後戻りはないと言い聞かせました。好きな会社だっただけに尻尾を振りたいのはやまやまでしたが、やはりもう少々突っ張っていないと自分が保てない状態だったのかもしれません。

退職して3か月後、この東京赴任以前に声をかけて下さっていたヘッドハンティング会社に入社し、晴れて今があるわけですから、長い目で見ればこの時点でリストラになって良かったのですが、私はこの経験を通じて会社との向き合い方、自分の人生の舵取りの仕方を学んだような気がします。

それは次回、このシリーズの最終章として書きたいと思います。


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1年以上
コミュニケーション。

「コミュニケーション力が高い」というのはどういうことを意味するのでしょうか。求人企業が求めるソフトスキルの中にこれを入れることが多いです。また、求職者の方のレジュメを見てもコミュニケーション力があるということをアピールされる方が多いようです。

私はそうした求職者の方にいつも質問します。
「貴方にとってコミュニケーション力が高いとはどういうことですか?そもそもコミュニケーション力って何だと思いますか?」

多くの方がここで口ごもります。
「えーっと、英語はある程度できますし・・・じゃあコミュニケーション力=語学力なんですか、と訊いてきそうだな・・・、ええ・・・異文化の中で・・・もにょもにょもにょ・・・ううっ、川村サン、聴き取れないって顔してるぞ」
私はニコニコしながら求職者の方が喋り終えるまで延々とお待ちします。意地悪ですね。でも、正しい答などないから、その方が自分なりにコミュニケーションをどう捉えていらっしゃるかが知りたいだけなのです。

確かに難しい質問です。
語学もちょっとできるし、シンガポールという異文化の中でやってきたし、コミュニケーション力と書いても認定書を出せといわれるものでもないし、ソフトスキルのひとつにアピールしておこうか。
まぁ、こんなところではないでしょうか。

私自身の中にも明確な答は長いことありませんでした。
かつて就職活動の際にこの質問を受けたときは、確か「WinWin(双方利益)を目指す会話能力」と答えてその場をしのいだ記憶があります。

先日、ある研修ビデオを見ていて「そうか!」と思ったことがありました。
これは営業マンを育てる目的のビデオでしたが、上っ面のノウハウではなく、物事の捉え方、視点の定め方、意思伝達の仕方を観ている側が自ら答を探し出せるように促す素晴らしい内容でした。

その講師の方が同じ質問を受講生にしていました。
「コミュニケーションとは何ですか?」と。
多くの人は、“コミュニケーション=話す”と理解しているそうです。
そうなるとコミュニケーション力がある=弁が立つ、ということになってしまいます。口下手の人や外国語での話になるとかなり不利ですよね。

その方にとってコミュニケーションの定義とは、「自分が望んでいることを相手が自発的に行うように促すこと」なのだそうです。

なるほど!と思いました。

話術も強制も必要ない。ただ、手法はどうであれ、最終的に自分が望んでいることを相手が自発的に行った時、コミュニケーションが成立するのだ、ということなのです。それが自分から相手へメッセージが伝わり、相手がそれを受け止め自ら立ち上がって行動を取る、それが真の意思伝達であると。

単純な例をあげれば、勉強嫌いでテストは20点しか取れない子供に対して、
「勉強しないといけないよ」というのは正しいことです。しかし、子供は強制されて勉強するにとどまることでしょう。高校生にもなればその言葉も無視されておしまいです。

しかし、
「勉強しないのに20点も取ったの。じゃあ勉強なんかしちゃったら一体何点まで上がることやら~(早くも嬉し泣き)」であれば、子供は「ボクってまんざらでもない、もしかして?」という心理になるわけです。

この講師の方は仰っていました。
正しいことを言うことだけがコミュニケーションではない」と。

「勉強しなければいけないよ」これは正しいこと。しかし、子供はその言葉で勉強を始めるでしょうか?そもそもそんな子供なら20点など取ってこないでしょうね。「20点も取ったの~?(嬉し泣き)」は正しいことではありません。しかし、結果的にその言葉で子供が勉強するようになれば、それは正しかったのです。

最終的に自分の望んでいることを相手が自らの意思を持って行うように促すこと、それができればコミュニケーションは成立したということなのです。ましては、言いたいことを伝えるがコミュニケーションではないことは明らかですね。

最近読んだ「賢者の知恵」という本にもありました。
「過程も大切だが結果はもっと大切であると」
ちなみにこの本の著者はスペインのカトリックの神父さんですが、全く神学的な内容ではなく、生きるに必要な知識ではなく知恵をとことん伝えています。カトリックの坊さんが書いたとは思えないほど、俗世間を真に賢く生き抜くための知恵がつまっているのです。ニーチェやショーペンハウエルなども絶賛したという人生の哲学書、ヨーロッパではユダヤ系の人々を中心に長く愛読されてきたそうです。

過程も大切だが結果が伴わなくては話にならない。結果が伴わない過程はやはりどこか間違っていたと認めざるを得ない、ということでしょう。子供の頃から言われてきた「結果ばかり追い求めてはダメだよ。人間はそこに至るまでの過程が大事なんだ」という言葉に惑わされがちですが、社会人、プロフェッショナルとしてこれを結果が出なかったことの言い訳に使っているようでは、そもそもダメだということでしょう。

そうなるとコミュニケーションも同じ。

一般的に正しいとされていること、自分が相手に伝えたいことばかりを伝えても、自分の望んだ反応を相手が示さなければやはりそのコミュニケーションは成立していないのです。

安易に使っている「コミュニケーション」という言葉。
日本人は国際社会においても交渉下手だと言われますが、それはコミュニケーションをスキルとして学んでいないところに原因があるようです。そしてもうひとつは「何が自分の望みなのか」という優先順位が本人の中でも曖昧なことが多いからでしょう。

転職のご相談を受けていて、私は常に「貴方にとっての優先順位は何か?何を求めて転職するのか?」という目的意識の掘り下げを行います。日本人でこうした点をしっかり固めている人は比較的少数です(片やシンガポーリアンや欧米人の求職者は最初からこの点がはっきりしている人がほとんどです)。

終わりよければ全て良し、というのは少々乱暴な表現ですが、やはり自分の望んだ結果に至らなければそれは目的を遂げたことにはならないのですね。であれば、相手とのコミュニケーションひとつを取っても、目的遂行のための意思伝達、と捉えることが大切なのでしょう。

ただ、それをエゴを持って行うと決裂します。
相手が自発的に行うように促すこと、が大切なのです。

私は「売れる営業ノウハウ」のような本はあまり読みません。
多くが「私の場合はこうして成功しました」という「手法」の紹介だからです。
状況は各々異なっても、その底に一貫して流れるフィロソフィーのようなものこそが勉強になります。知識ではなく知恵ですね。

バルタザール・グラシアン著「賢者の知恵」
貴方の愛読書にも是非どうぞ・・・(和訳も出ています)


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「女性社長.NET」取材記事 Vol.1 & Vol.2




1年以上
こういう仕事をしていると「人脈広いでしょ?」とよく言われます。
たしかに在星ビジネスマンの方々とお話ししている際に、共通の知人が多くてお互いビックリなどということはよくあります。

シンガポール在住歴も12年を越しましたし、その間には数年間東京に赴任したり、また起業準備期間の1年間はいろいろなことに首を突っ込みましたから、様々な業界の方とお知り合いになる機会に恵まれました。
名刺ボックスはぎっしり詰まって4個。
日本、シンガポール、その他と地域で分けています。

しかし、その人脈が全てビジネスで使えるかと言えばそうではないのですね。

人材サーチの仕事をしていると「知人友人に声を掛けて候補者として紹介するんでしょ?」などというとんでもない誤解をされることがあります。それでクライアントが求める人材が提供できれば苦労はありません。むしろ親しい間柄の方の転職には関与したくないというのが私の本音。これは「病院の医者は自分の家族を担当しない」のと同じ理由です。どうしても知人寄りの立場で仕事をしてしまいますし、この仕事に必要な客観的に求職者を見る観察眼が曇るからです。

話がそれましたが、そもそも、ビジネスに使える人脈とは何か?

それは仕事の中で対価を求めずに「この人のためにひと肌脱いでやろう」と立ち上がって具体的なサポートを提供してくれる間柄の人だと思います。それには責任も伴いますから、いい加減な気持ちではできないですし、時間と労力を犠牲にしても応援する価値があると思っていただけなければあり得ないことです。

自分の夢や理想に共感してくれ、「コイツなら応援してもがっかりさせられることはないだろう」という信頼を持っていただけなければできません。

そういう関係を築ける相手だけが自分にとって真の人脈、人的資産だと思っています。

対価を求められなくても感謝の気持ちは忘れず、そして機会があれば自分もまた相手の仕事の中でお返しができるように努めています。勿論、本当にお世話になった方には「ありがとうございます」と菓子折り持って出かけたりもしますが、私は「仕事のお礼は仕事で」と考えるようにしています。

多くの人脈を持っていると自負する方も、それが自分の勤務先の人脈なのか自分個人の人脈なのかを知っておく必要があるかもしれません。実際、退職して無冠となってからかつての取引先に出かけたら何とも冷たくあしらわれたというお話も聞きます。これはその人脈が自分個人ではなく○○会社の△△さん、にあったということなのでしょうね。となると、少なくとも名刺の数イコール人脈ではないということですね。

真の人脈を構築するには○○会社の△△さんという存在を離れても「人として付き合いたい」と思わせる何かがなくてはならないのだと思います。それは単純に人間としての魅力だったり、その人の持っているビジネスの知識だったり、またはうんとプライベートに共通の趣味だったりするのでしょう。

そうした関係を維持するには「自分が相手を知っていて得をすること」よりも「相手にとって自分を知っていることで得になるかどうか?」を考えなくてはならないと思います。また、それぞれの方のお仕事やご家族、趣味などを常に頭に入れておき、「これは○○さんが欲しい情報だろう」と思ったら躊躇せずコンタクトする。そうして常にアンテナを張っておくことで自分の欲しい情報も手に入るのだと思います。

私の大学の先輩でもあり、シンガポールで経営コンサルタントをされているAさんという方がいますが、この方こそ人脈の作り方、活かし方が上手な方。彼の記憶力の素晴らしさや細かい心遣いは本当に勉強になりますし、何よりもマメな方なのです。「川村さん、この間話していた○○の件、こういう情報があるんだけど・・・こういう人がいるんで紹介したいんだけど」と実に気さくにお電話を下さるのです。勿論、そのひとつひとつが具体的なビジネスに繋がることばかりではありませんが、私の仕事を応援してくださるお気持ちがひしひしと感じられます。 Aさんが私の力を必要とする時が来るのかどうかはわかりませんが、そうなったら全力で応援させていただきたいと思えるのです。

最近、東京の提携先のエグゼクティブサーチ会社と話していた折、「海外勤務経験者が日本国内で就職する際に切り札となるものは?」という質問をしたら、「ビジネスレベルの英語力、現地事情の知識情報そして人脈」という答が返ってきました。

それは勤務先が変わっても変わらず情報網として使え、ビジネスに役立つ人脈ということです。仕事の中で出会う多くの人々。そうして出会った方々をどれだけ自分個人の人脈にまでつなげることができるか。

ただ、「その人を知っている」だけでは「人脈」とは呼べない。
冷たいようだけどこれがビジネスの世界の現実です。

人と関わる仕事をする中で、流されずに一人一人ときちんと向き合って仕事していく。そうした地道な仕事の中で本当の人脈というのはできてくるのかな、と。

人と関わる仕事をする私の「人脈学」。
エラそうなことを書いても自分こそがそこに至っていないことを日々反省する毎日です(笑)。


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8月下旬に更新したきり、忙しいことを理由にすっかり当社・プライムサーチインターナショナルのホームページ更新を怠っておりましたワタクシです。

さて、今日はシンガポールの日本語メディア・アジアエックスさんのホームページ「エージェント紹介」に登場させていただきましたので、久しぶりに自社のサイトもこれをネタに更新しようかと思いきや・・・

元々こういうことが器用にやれる性質ではなく、これまでも何度も「よし完了!アップロード~っとお、あれ画面変わってない・・・(唖然&沈黙→数回のトライの後、撃沈→サーバー管理会社に泣きつきの電話)」をやってきた私ですが、それでも練習(?)のかいあってここ数ヶ月は東京の管理会社に泣きつきコールをすることもなく平穏に来ていたのです。

が、2ヶ月も更新さぼっていたので手順もすでにうろ覚え。
見慣れないメッセージが出てきたのに、よく読みもせず、まぁとりあえずとYESやらOKやらを選択し、Let's see・・・などと悠長に構えていたのが運のつき。

日本じゃそろそろ終業の時間になりつつある夕方、
「シ、シンガポールの川村ですっ!あのっ、あのっ、うちのサイトが消えました!」
とウェブ制作&サーバー管理をお願いしている東京のランドサークルさんへ久々の泣きつきコール。

本当に消えちゃったのですよ。
そのサイトは存在しません、と非情なメッセージを前に茫然自失。

今日はアクセス多いかな~と思っていた矢先のハプニング。

いやいや、しかしさすがはプロ。
落ち着いて対応してくださいました。
で、ものの数分後にちゃんとUPされているではありませんか。
ただし、最後にランドサークルさんに更新のお手伝いをお願いした2月から今日に至るまでの更新分は完全に飛んでしまったようです。まぁ、その間は自分で更新していたのでちょうどその分が消えたというか・・・

教訓「見慣れないメッセージが出てきたときに不意に、試しにYESを選択することはやめましょう」。何にでも好奇心旺盛(?)なワタクシが招いた今日の悲劇。

さて、ということで、ASIA Xさんのホームページでの紹介記事はこちらよりどうぞ。

エージェント紹介・プライムサーチインターナショナル

ありがとうございましたということで、ちょっと宣伝。
株式会社ランドサークル
当社のホームページはここでお願いいたしました。



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お問い合わせはお気軽に→info@primesearch-i.com またはTel 6722 0815までどうぞ。
プライムサーチインターナショナル

国際都市シンガポールで暮らすコンサルタントの異文化日記

作者:Chiaki Kawamura

国際都市シンガポールで暮らすコンサルタントの異文化日記

アジアの玄関シンガポールに暮らして早10年。海外就職、リストラ、海外転職、日本(逆)駐在の波乱万丈を乗り越えて、シンガポールに人材サーチ会社を設立。夢は大きくワールドワイド。世界に羽ばたくチャレンジャーのために。そんな日本人女性経営者の異文化日記。

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